「此岸」無事終了

平賀淳写真展「此岸」が無事終了した。

会期が5日間と短く、告知も余り出来なかったので来場者数は少なめであった。

そんな中でも、写真集や新作ZINEを手にして頂けて大変有難かった。

 

この数ヶ月は多忙を極めた。

10月の口枷屋モイラさんの個展の企画に始まり、11月前半の西村陽一郎さんの企画、続いて自分の個展が連続した。

モイラさんの企画は、売れっ子ということもあり連絡の取りにくさ等「企画」の難しさを知ることが出来た。会期が始まるまでは結構ハラハラしたりもした。

実際始まってみると、SNSの使い方や来場者とのコミュニケーションの取り方等学ぶことが多かった。また、来廊者層の違いが面白く当ギャラリーを知って頂くよい機会にもなったと思う。展示の評判もよかったし、自分も楽しめた。

西村展は他のギャラリーとの合同企画であり、会期を前半と後半に分け展示替えをしたのでなおさら大変であった。ルーニーさんにはお世話になりっぱなしであったが、何事もてきぱきと進める姿勢はさすがであった。前半の幾何学的なフォトグラムをこちらでやることを提案して下さったことについても感謝したい。

前後半共にユニークな展示が出来たと思っている。今後の評価も楽しみである。

最後の自分の展示は少しへばり気味ではあったが、ZINEを出版出来たことは収穫であった。我ながら良くやったと思う。

 

12月になってやっと一息と言いたい所であるが、実は1月に個展を控えている。

既に展示プランは完成し、プリントにも入っているが、またもや告知が遅れ気味である。この一連の展示での最大の反省点は告知の遅れであったと思う。

 

早く自然と人が集まるギャラリーになれると良いのだが…。