TOKYO 1970

昨日「TOKYO 1970」のオープニングレセプションに行って来た。

おそらく二度と立入る事はないであろうアルマーニ銀座タワーは予想通りの敷居の高さであった。それを予想して敬遠したのか、招待されているのはアルマーニの顧客なのか、写真関係者がほとんどいない不思議なパーティであった。大御所の出展作家さえ何か手持ち無沙汰なようである。もちろんお酒やオードブルは素晴らしかった。

展示もなかなか良かった。BLDで見た事があるものも多いが、渡辺克巳氏の「新宿群盗伝」のプリントの美しさに驚いたり、須田一政氏の「わが東京 100」がまとめて見られたのは収穫であった。

二次会はほんの数名でぐっと庶民的な「鳥ぎん」で焼き鳥を食べた。当日も透析してからいらしたという須田先生は少しお疲れの様であった。先生は翌日も都写美でトークショーがあるので泊まっているホテルへタクシーで送ろうとしたのだが、何と銀座は平日22時以降はタクシー乗り場以外からは乗車出来ないとの事。タクシーは山ほど居るのに雨の中結構歩かされる。途中、体調不良の旨を訴えても受け入れてもらえないという不条理。

そのうえ、ちょっとしたアクシデントもあり何か盛りだくさんの一日であった。