金沢へ

かねてから花街として気になっていた金沢を歩いてきた。

実は、日本海側はほとんど撮影したことがなく、2003年に島根県立美術館森山大道展に行って以来のことであった。今回もSLANTでのクロダミサト写真展「沙和子」を見るのが目的の一つではあったが、次期「花街」に向けての下見の意味合いも大きかった。

行ってみると、さすが歴史のある街でその規模も奥行きの深さも相当の物であった。花街も観光地化されているとはいえ、ひがし茶屋街・主計(かずえ)茶屋街・にし茶屋街と幅広い。また、にし茶屋街は一歩奥へ彷徨うと独特の世界が広がっている。

繁華街も片町(たてまち)を中心にかなりのにぎわいで香林坊の109には少しびっくり。そして裏道に入って行くと、わくわくするような光景にぶつかったりする。

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食事も魅力的で、安くはないが魚が旨く昼から酒は欠かせず、色々な意味で、また訪れたいと思わせる街であった。

次期シリーズ(2015〜)は少し時間がかかりそうだが、日本海エリアにしようかと思う。